バイオサイエンス統合支援センターは、バイオサイエンス研究の推進、理工学の他分野との融合研究の推進のための支援プラットフォームを構築し、理工系の再定義となるような新たなバイオサイエンス研究を創出するため、教員・技術職員・URAが協働し、最先端のバイオ研究を設計・推進する高度研究推進機能を提供する共通支援組織として、2023年4月に創設されました。
本センターでは、バイオサイエンスの研究管理の専門家を配置し、適正なバイオ研究実施の全学的管理を行う「バイオサイエンス管理部門」を設置し、バイオ系以外の研究者へのコンサルティングを行い、分野外の研究者が、バイオ融合研究に取組みやすい環境を提供いたします。また、教員・技術職員・技術支援員からなる「先端バイオサイエンス研究支援部門」を設置し、SPF動物実験施設等を研究の場として提供し、部局等の高度な研究設備を共用し、先端バイオ研究を支援いたします。
先端研究を常にリードし、新たな研究領域を開拓・創出するための研究力の強化は、最先端研究設備や共用設備が、研究をおこなう教員(研究者)とそれを支える高度専門人材と有機的かつ戦略的に結びついてこそ達成さるため、研究側の教員(研究者)と支援側の教員・技術職員が一体となって研究をおこなう「研究の場」を構築していくことが重要です。先端ライフサイエンス研究共用設備と本センターからなる研究の場を、バイオ系研究者のみならずバイオを専門としない理工学系研究者に積極的に提供し、分野横断型の研究の推進を統合支援することで、新たなバイオサイエンス研究の創出を目指します。
本センターのミッションは、バイオ戦略の目標である「世界最先端のバイオエコノミー社会」実現の原動力となることです。教員・技術職員・事務職員・技術支援員、事務支援員が協働し、最先端のバイオ研究を設計・推進する高度研究推進機能を提供してまいります。皆様のご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。
バイオサイエンス統合支援センター長